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住まいの快適と健康は断熱で決まる!断熱工事の全貌を紹介(天井・床・内窓編)

今回室内の断熱工事(床・天井・内窓)をさせて頂きました!

断熱工事とは?!

断熱工事とは、住宅などの室内温熱環境が外部の影響を受けにくくすると同時に内部の熱が外部に逃げにくくするための工事です。 建物の外壁・内壁・天井・床など、外部に面する部分に断熱材を入れたり、内窓や断熱サッシ、複層ガラスなどの断熱用建材を使います。

床の断熱工事

今回床には元々全く断熱材が入っていなかったため、全面に断熱材をいれることになりました。
今回使用したのは高い断熱性のあるJSPミラネクストラムダ40㎜を使用。

施工前

床下は板がむき出しの状態になっていました。

施工中

職人さんがボード状の断熱材を床下から大引き間や根太間に手分けして断熱材を充填していきます。

コンクリートなどの隙間は充填剤で塞ぎます。断熱材は根太と根太の間隔と、断熱材の巾がピタッ!と一致していないと熱が逃げていきます。

断熱材には厚さも色々ありますが隙間をピッタリと埋める為基本は根太の高さに合わせた厚さにすることをおススメしています。

施工後

綺麗に施工されています。断熱の基本は「隙間なく」既存の根太と根太の間に、ボード状の断熱材を寸法ぴったりにカットして押し込むのは、なかなか至難の技。職人さんの技がみられる作業の一つです。

天井の断熱工事

施工前

断熱材がかろうじて入っていましたが、入っている所と入っていないところがあり、この状態ではほとんど断熱効果はありません。

施工中

今回の断熱材は旭ファイバ―グラスアクリアマット14k-155mmを使用。(断熱等級4)隙間なくしっかりと詰めていきます。

空気の移動を防ぐ気流止め

室内の壁の中では冷たい床下から暖かい天井裏へいつも空気が移動しています。つまり24時間壁によって部屋が冷やされているのです。

そんな壁内の空気の移動を防ぐために施す対策を“気流止め”といいます。

天井や床下に断熱材をいれても「気流止め」ができていないと、床下から壁・天井へと熱が外に逃げて行き、暖まりの悪い家、また、燃費の悪い家ができてしまいます。

また、断熱効果が下がるだけでなく、結露の原因にもなります。

結露は室内にカビやダニホコリを発生させ、ぜんそくをはじめ気管支系の病気の原因になります。
気流止めは断熱リフォームにおいて非常に重要な工程の一つです。

いずれも隙間が出来ないようにガッチリ袋入りの断熱材を詰め込みます。気流を止めるのが目的ですので、ただ断熱材を詰め込めば良いわけではなく、袋入り断熱材の気密側を山折りにして気流を止めます。ちょっとした手間が家の断熱を大きく左右する大切な工程の一つです。

施工後

気流止め吊り木廻りにもしっかりと敷き詰めました。天井裏は配線やダクト、骨組みなどの障害物が多いため、それらの周りも隙間なく敷き込むことが大切です。

内窓設置

内窓とは?!

内窓とは、今ある窓の手前(室内側)にもう1枚、窓を取り付けたもののことです。

ガラス戸を二列に配置する事により、通常の窓よりも防音性・結露防止・断熱性が高く、また防犯の面でも強くなります。

設置時間は1か所あたり1時間弱となります。

寝室の内窓施工

施工前

施工後

トイレの内窓施工

施工前

施工後

寒い日もこれまでより幾分か和らぎます

リビングの内窓設置

こちらのリビングの出窓はペアガラスに変更

ペアガラスとは2枚のガラスの間に空気層が設けられたガラス

こちらも断熱効果・遮熱効果があります。出窓に内窓を設置する事も可能ですが、既存の窓と内窓に巾があるため、夏は熱い空気が溜まりやすくなります。

その為今回、全ての出窓はペアガラスを提案しました。また窓の見た目は変えずに、結露防止や断熱効果をあげたい方は「ペアガラス」がおすすめ。

施工後

今回、断熱工事その後「エアコンの効きが全く違う、千人さんに頼んで良かった!!」とお客様は喜んでおられました。

断熱工事の補助金についてはこちら

断熱工事は初期費用は掛かかる!と思われがちですが、断熱の重要性という視点から国の補助金も手厚いです。そして2022年12月より住宅断熱性能向上の改修などの住宅省エネ化へ支援強化により大型補助金が盛り込まれました!

大型断熱補助金についてはこちらをクリック!

私たちが断熱・内窓をおススメする理由

住まいの断熱は単純に暑い、寒いを解決するだけでなく、私たちの健康や光熱費など様々な環境に影響してきます。だから私たちは断熱・内窓をおススメしているのです。

健康寿命を延ばすことができます。

1.基礎疾患の改善率が高まる。

心疾患・脳血管疾患・高血圧・糖尿病・気管支疾患など

2.ヒートショック死や熱中症の回避率が高まる。

浴室で年間19000人突然死、交通事故死の6.7倍(2020年度比)、心肺停止の65%が自宅、そのうち浴室・寝室が67.7%。

3.認知症の予防または進行が弱まる。

室内環境がよいと運動系及び脳神経系の活動が促進される。

4.免疫力が高まり、病気になりにくい。感染症・ガン・ウイルスなど

5.不眠・頻尿が改善される

6.結露を防ぎ、ダニ・カビ・ハウスダストの発生を抑えます。

家計(光熱費・医療費)のやりくりがラクになります。

 1.冷暖房費の削減に役立ちます。

※2.病気にかかりにくいので、医療費などの削減になります。

※3.要介護状態の回避または期間の短縮ができます。

寝たきりランキング、いずれも日本が世界一(2016年WHO発表)。男性9.2年、女性12.7年。

4.保温性能が高まるため、空調の立ち上がりも早く、早めのスイッチオフができる。

※2、3は慶応大学伊香賀教授の研究によるもの。

快適な住まいづくり

快適な住まいづくりにはいくつかの要素がありますが、最も重要なものは「断熱性」です。

断熱が不十分な住宅だと、「冬になると足元が冷える」「真夏の上階は蒸し風呂のように暑い」となかなか快適に過ごせません。

断熱することで室内の温度差が小さくなり一年中快適に過ごせます。

また、断熱は私たちの健康や暮らし方にも大きく影響します。

人生100年時代、健康で快適な生活環境を送るためにも家の断熱性を高める事をオススメします。

2023年断熱大型補助金について

2023年からスタートした大型断熱補助金の詳細はこちらをクリック

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健康を守るのに家ほど大切なものはありません!内窓をはじめとする断熱リフォームは単なる設備費用ではなく、健康寿命、つまり老後を快適な空間で元気に生き抜くための健康対策費、と考えてもらえば・・と思います。

その他、断熱に関する補助金に関する問い合わせは担当:岩川まで

お住まいのことで、「お困りごと」はございませんか?

「ライフ」つまり住まいづくりを通して人の「いのち・くらし・あした」を支える会社です。
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都城にて1976年創業。地域密着の小さな会社ではありますが、メンテナンス、リフォームとリノベーションから始め、伝統工法による注文住宅、医院、介護施設、商業施設の新築、そして古民家再生など多くのお客様のニーズを形にしてきました。どんな小さなことでもお住まいに関してお困りのことがあればお気軽にご相談下さい。

0120-1000-76 受付時間:9:00-18:00

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